ほかの視力回復法で失敗した人でも大丈夫

視力回復法には、レーシック手術以外にもさまざまな方法があります。他の方法を試したけれどうまくいかなかったり、一時的に回復したけれど元に戻ってしまったという人もいるかもしれません。そのような人が不安に感じるのは当然ですが、安心してください。
 
 
本書で紹介する視力回復法は、他の方法ではカバーされていない重要な要素を含んでいます。具体的に説明しましょう。視力の低下の原因は、目の筋肉にあるのです。詳細は次の章で説明しますが、筋肉の動きがスムーズでないために、物がぼやけて見えてしまうのです。したがって、視力を回復させるためには、目の筋肉に刺激を与えてスムーズに動かす必要があります。

10秒トレーニングを実践して視力を回復した方々の喜びの声

.02が0.9まで回復しました。
体験前の視力、、、右0.02 左0.02両目 0.02
14日目の視力 右0.9  左0.9  両目0.9
私は10年間メガネとレンズを使っていて 毎日ケアやつけ外しが面倒でベーシック手術をしようか迷っていた時に
川村先生の視力回復方法を発見しました。
レーニングを開始した次の日から 効果が出ました。使っていたメガネも度数が合わなくなっていたのですが
はっきりと見えるようになっていたのです
レーニングをつずけることに視力がよくなっていき今ではメガネもコンタクトレンズも使う必要がなくなりました
こんなに簡単に視力が上がって驚きとうれしさでいっぱいです(I R 21さい 女性 兵庫県
 
車の運転に眼鏡がいらなくなりました。
体験前の視力 、、、右0.3 左0.4 両目0.5
14日目の視力、、、右0.9 左1.0  両目 1.0
体験前は メガネを使用して自動車を運転していましたが、14日後は視力が劇的に回復してメガネがいらなくなりました(MS 51歳 男性 鹿児島県)
 

負担の少ない、トレーニングを10秒取り組むだけ

視力に関係する筋肉の話をしましたが、普段はあまり目の筋肉に意識を向けることはないと思いますので、ピンと来ない部分もあるかもしれません。ただ、大まかなイメージができれば十分です。筋肉の名称や理論的な部分を覚える必要はありません。
 
 
本書で紹介している視力回復トレーニングは、非常に簡単です。トレーニングを行うだけで、自然に三つの筋肉が鍛えられるようになります。さらに、各トレーニングはたったの10秒程度です。時間を作って必死に行う必要はありません。リラックスしてゲームを楽しむような感覚で取り組むことができます。
 
 
「これまでいろいろな視力回復法を試しても効果がなかったけど、本当にこれだけでうまくいくのだろうか?」と疑問を抱く人もいるかもしれません。トレーニングを短時間にする理由はいくつかあります。必死に取り組みすぎると目が疲れて逆効果になってしまうからです。例えば身体の筋トレでも、負荷をかけすぎると事故につながったり、回復が遅れたりしますよね。
 
 
また、急に必死にトレーニングしても筋肉はすぐには増えません。目の場合も同じで、適度な負荷を与えて筋肉を刺激し、休息を与えることが重要です。ですから、「今すぐ目をよくしたい!」と焦っている人にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、他の方法よりも結局は最も効果的な方法です。このことを忘れずに頭に入れておいてください。
 
 
本には意図や説明が含まれていますので、一度理解すればトレーニング内容を自分でアレンジすることも可能です。本に忠実に行うよりも、自分の目の状態や調子に合わせてトライしてみることをおすすめします。そして、視力が回復した時の気分や快適な生活を思い浮かべながら、ポジティブな気持ちで取り組むことが重要です。
 
 
 
 
 
 
本文
 
ここまで
で、視力に関係する筋肉の話をしました。
普段あまり目の筋肉に意識を向けることはないと思いますので、ピンと来ない部分もあったかもしれません。
なんとなくイメージができればけっこうです。筋肉の名称や理論的な部分を覚える必要はありません。
これからあなたにしてもらいたいことは、とても簡単です。
本書で紹介している視力回復トレーニングは、そのとおりやっていただければ、自然と三つの筋肉が鍛えらるようになっています。
しかもトレーニングはそれぞれ立った10秒程度。
「トレーニングのために時間を作り一生懸命やる」というのではなく、リラックスしてゲームでもやるような感覚で取り組むことができます。
「これまでいろいろな視力回復法を頑張ってもダメだったのに、本当にそれだけでうまくいくの
だろうか?」と疑問を持つ人もいるかもいにしれません。
レーニングを短時間にするのにも理由があります。
あまり必死にやっても目を疲労させては逆効果になってしまうからです。身体の筋トレにしても、負荷をかけすぎれば事故につながったり、なかなか回復できなかったりしますよね。
 それに、急に必死に鍛えてもすぐに筋肉が増えるわけではありません。目の場合も、適度な負荷で筋肉に刺激を与え、休ませることが大切なのです。
ですから、「今すぐ目をよくしたい!」と切羽詰まっている人からすると物足りなく感じるかもしれませんが、ほかのどの方法よりも結局は一番の近道なのだということはおぼえておいてほしいと思います。
意図などについて説明していますので、一度理解すればトレーニングの内容を自分でアレンジすることも可能です。
本のとおりにカンペキにこなそうとするよりも、自分の目の状態や調子を感じながらトライしていくようにしてください。
そして、視力が回復した時の気分や快適な生活等を思い浮かべ、ポジティブな気持ちで取り組むことが大切です。
 

乱視に効く眼筋トレーニング

要約
「速読法」の訓練を通じて、筆者は眼筋を鍛えることができ、その後、視力回復についての研究を行ってきた。眼筋の発達度合いと視力には明らかな比例関係があり、眼筋をバランスよく鍛えることで視力を改善できる。乱視は眼球の形に歪みがあるために起こるが、眼筋をバランスよく鍛えることで眼球を元の丸い形状に戻し、視力を改善できる。焦点距離・光の量・眼球の形が適切である必要があり、これらの要素は互いに影響し合っているが、眼筋のバランスを改善することが視力回復への近道である。
 

視力は三つの筋肉のバランスでできている

視力に関係する筋肉は三つあります。毛様体筋、虹彩筋、眼筋です。(図3)これらの筋肉がバランスよく動くことで、「目がよく見える」状態になるのです。
①毛様体筋:水晶体の厚さを調節して、焦点距離を合わせる。
虹彩筋:目に入る光の量を調節して、輪郭をはっきりさせる。
③眼筋:眼球を動かす筋肉で、眼球を支えて形状を保つ。
バランスよく動くのが大切であって、たとえ毛様体筋はよく動くけれど虹彩筋と眼筋が動きにくい、というのであればやはり見えずらいですし、目が疲れがちになります。しかし、ほとんどの視力回復法は毛様体筋にのみフォーカスしているのです。
〇毛様体筋とは?毛様体筋とは水晶体の厚さを調節する。この水晶体が、近くのものを見るときには厚くなり、遠くのものを見るときにはうすくなって焦点をあわせています。焦点をちかくで合わせるための水晶体を厚く調節したまま、目の筋肉が動かなくなった状態を近視といいます。これはほとんどの人がイメージできるのではないでしょうか。視力が1.0とか0.5とか数字で表されるのは、基本的にこの焦点距離による目の見え方を指しています。見えにくければ、メガネやコンタクトレンズ焦点距離を矯正するわけです。

レーシック手術は根本的な解決法なのか?

くなってしまった視力をよくしたい、運転免許の取得やスポーツなどで視力を回復させる必要がある。。。というと、まっさきに浮かぶのはレーシック手術かもしれません。レーシック手術とは、医療用レーザで眼球の角膜を削って視力を回復させる方法です(図2)。
なぜ角膜を削ることで視力が回復するのかというと、角膜の形状が変わるために光の屈折率が変わるからです。近視、遠視等ものがぼやけて見えるのは、目に入ってくる光の屈折に異常があって、網膜の正しい位置で焦点がないのです。手術自体はとても短時間で済みます。以前は手術後の視力が安定しなかったり、軽い痛みが続いたりといったこともあったようですが、今はかなり改善されています。とはいえ、費用の面がハードルになったり、(片目で10万~30万円)、そもそも手術に抵抗がある人も多いでしょう。日本でのレーシック手術は2000年ごろからスタートしており、歴史も浅いので不安を感じる人もいると思います。私たちのところへは、レーシック手術を受けて一度は回復したけれど、また視力が低下してしまったという人がいらっしゃいます。
安くない費用を払って、勇気を出して手術したのに、また見えない。。。と悔しい気持ちになったことでしょう。ただ、角膜を削って光の屈折率を変える方法は、視力低下の根本的な原因にアプローチしているわけでわありませんから、これまでと同じ目の使い方をしていれば再び視力低下するのも考えられることです。
 

視力を左右する毛様体筋と残り二つの筋肉

すでに述べたように、巷にあるほとんどの視力回復法はこの毛様体筋を鍛えて、すばやく焦点距離をあわせられるようにすることを目指しています。水晶体がスムーズに厚さを変えることができず、ピントが合わなければ見えにくくなるのはたしかですから、それ自体は間違っていません。ただ、それだけでは不十分なのです。
 毛様体筋を鍛えても目がなかなかよく見えるようにならないという場合、虹彩筋や眼筋が
スムーズに動いていないと考えられます(目の病気等を除く)。
ですから、ほかの視力回復法を試したけれどうまくいかなかったという人が私だけでなくのところへ来られますが、毛様体筋だけでなく虹彩筋や眼筋を含めた三つの筋肉をバランスよくトレーニングすることによって視力回復ができています。
どうか、あきらめないでほしいと思います。
それでは、ほかの二つの筋肉はどのような役割を持っているのでしょうか。
虹彩筋とは?
虹彩筋は瞳にある筋肉で、目に入る光の量を調節しています。
明るい場所では瞳孔を小さくして光の量を少なくし、暗い場所では瞳孔を大きく開いて光の量を増やします。虹彩筋がスムーズに動くことで、ちょうどよい光の量が保たれ、物の輪郭がはっきりみえているのです。
光の量は多すぎても少なすぎてもいけません。ものの輪郭がぼやけてしまうからです。
虹彩筋が動きにくくなっている人は、毛様体筋ばかりを鍛えてもはっきり見えるようにはなりません。逆に言うと、毛様体筋による焦点距離の調節がうまくいかなくても、輪郭がはっきりすることでかなりよく見えるようになることがあります。
○眼筋とは?
もう一つの眼筋とは、眼筋を動かす筋肉の総称です。
4本の直筋(内直筋、外直筋、上直筋、下直筋)、と2本の斜筋(上斜筋、下斜筋)からなっています。
先の毛様体筋と虹彩筋は不随意筋といって自分の意志で動かすことができない筋肉ですが、眼筋は動かすことのできる随意筋です(図4)。